ネット通販の詐欺サイトを見分ける方法|トラブル対策と後払い決済の注意点

インターネット通販は、自宅にいながらさまざまな商品を購入できる便利なサービスです。
一方で、注文した商品が届かない、注文した商品と違うものが届いた、個人情報が悪用されるといったトラブルも発生しています。
こうした被害を防ぐには購入前に通販サイトの安全性を確認し、支払い方法や返品条件を理解しておくことが大切です。
また、後払い決済を利用るすことで商品到着後に代金を支払うことができます。
ただし、後払い決済に対応しているからといって必ずしも安全な通販サイトとは限りません。
この記事では、ネット通販の詐欺サイトを見分ける方法やトラブルを防ぐための対策、後払い決済のメリットと注意点、被害に遭った場合の対処法を解説します。
ネット通販で起こりやすいトラブルとは?
ネット通販では販売事業者や商品の実物を直接確認できないため、購入前の確認がしにくいことも多く、確認が不十分だとトラブルにつながることがあります。
代表的なトラブルは、次のとおりです。
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商品が届かない
代金を支払ったにもかかわらず商品が発送されない
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偽物や注文と異なる商品が届く
ブランド品の模倣品や商品説明と異なる商品が送られてくる
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返品や返金に応じてもらえない
問い合わせても返信がなく解決できない
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個人情報が悪用される
クレジットカード情報や住所などの登録情報が不正に利用される
特に注意したいのが、実在する企業や有名ブランドの通販サイトを装った偽サイトや、模倣品を本物と謳い販売している通販サイトです。
公式サイトの画像や商品説明を無断で使用している場合もあるため一見しただけでは見分けにくいことがあります。
そのため、サイトの見た目だけで判断せずに運営会社の情報やURL、支払い方法などを確認することが重要です。
詐欺サイトの見分け方|購入前に確認したい7つのポイント
ネット通販の詐欺と思われるサイトには、いくつかの共通した特徴があります。
購入手続きを進める前に以下のポイントを確認しましょう。
1. 商品価格が相場より極端に安い
市場価格と比較して商品が極端に安く販売されている場合は注意が必要です。
例えば、人気ブランドの商品や入手困難な商品が大幅に値引きされていたり、他の通販サイトでは売り切れている商品が不自然に大量販売されているケースです。
価格が安いという理由だけで詐欺サイトと断定することはできませんが、他の通販サイトと価格を比較し販売条件に不自然な点がないか確認することが大切です。
2. 運営会社の住所や電話番号が不明確
通販サイトを利用する際は販売事業者の情報確認が重要です。
確認したい項目は次のとおりです。
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会社名・事業者名
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所在地
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電話番号やメールアドレス
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販売責任者
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返品・交換に関する条件
日本国内の事業者による通信販売では、原則として「特定商取引法に基づく事業者情報」などの表示が求められます。
ただし、会社名や所在地が記載されているだけで信用できるとは限りません。
記載された住所や電話番号が実際の事業者と一致しているか確認することも重要です。
情報が見当たらない場合や、連絡先が不自然な場合は購入を控えることを検討しましょう。
筆者も以前、大手通販モールで商品を購入した際に、到着した商品がモールに掲載されていた写真と異なり、さらに、大きな傷と修復跡が残っていたため返品要求を行ったのですが、販売事業者が海外の事業者だったため、問い合わせに対する回答が不自然な日本語だったり、返送先を国外住所を指定さるといったトラブルを経験しました。
普段から利用している大手通販モールだからと販売事業者の確認を怠ったために生じたトラブルです。
大手通販モールであっても販売事業者の確認は非常に重要です。
3. 日本語やサイトのURLが不自然
詐欺と思われるサイトでは商品説明や案内文に不自然な日本語が使われていることがあります。
また、公式サイトに似せたURLを使用し利用者が正規のサイトだと誤認するように仕向けているケースもありますので、購入前には次の点を確認しましょう。
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URLの綴りに不自然な箇所がないか
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公式サイトのURLと一致しているか
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商品説明や案内文に不自然な表現がないか
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ページ内のリンクが正常に機能するか
SNSやメールのリンクからアクセスした場合も表示されたサイトが正規のものなのかを確認することが大切です。
日本語が自然であったり、サイトのデザインが整っていることだけでは、安全性を判断することはできません。
4. 支払い方法が限定されている
支払い方法が銀行振込のみなど特定の方法に限定されている場合は注意が必要です。
特に振込先が個人名義の銀行口座になっている場合や、サイトに記載された販売事業者名と振込先の名義が一致しない場合は慎重に判断しましょう。
クレジットカード決済や後払い決済など、決済方法が複数表示されていても、それだけで安全なサイトとはいえません。
決済方法だけで判断するのではなく販売事業者情報や価格、返品条件なども含めて確認することが重要です。
5. 返品・キャンセル・返金の条件が不明確
購入後の返品やキャンセルに関する条件を事前に確認しておくことが重要です。
確認したいのは次のような項目です。
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返品や交換が可能か
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返品を受け付ける期間
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返品時の送料を誰が負担するか
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キャンセルが可能な条件
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返金手続きの方法
通信販売では、訪問販売などとは異なり原則としてクーリングオフ制度が適用されません。
返品については事業者が表示する返品特約などを確認する必要があります。
返品条件が見当たらない場合や、説明が曖昧な場合は購入前に問い合わせるか利用を控えることを検討しましょう。
6. 口コミや運営会社の情報を確認できない
初めて利用する通販サイトでは、ショップ名や運営会社名を検索して利用者の口コミや過去のトラブル情報を確認することも有効です。
ただし、口コミが少ないことだけで詐欺サイトと判断することはできません。
偽の口コミや、実在する別の会社の情報を無断で掲載しているケースも考えられますので、公式サイトや公的機関の注意喚起情報など、複数の情報源を確認することが大切です。
7. SSL化されているだけでは安全と判断できない
URLが「https://」で始まるサイトでは通信が暗号化されています。
しかし、これは通信を保護するための仕組みでありサイトの運営者が信頼できることを保証するものではありません。
詐欺サイトでもSSL化されている場合があるため鍵マークやURLだけで判断せず事業者情報や支払い条件などを総合的に確認しましょう。
ネット通販のトラブルを防ぐための対策
詐欺サイトの特徴を理解したうえで購入前には次の対策を実践しましょう。
公式サイトと販売事業者の情報を確認する
広告やSNSから通販サイトにアクセスした場合は公式サイトのURLと一致しているか確認しましょう。
販売事業者の会社名や所在地、電話番号などを調べ記載されている情報に不自然な点がないか確認することも重要です。
国民生活センターでは悪質通販サイトに関する注意喚起情報を公開しています。
利用を検討しているサイトが掲載されていないか確認するのも一つの方法です。
注文内容や返品条件を確認する
注文を確定する前に[商品名、数量、金額、送料、支払い方法、配送予定日]などを確認しましょう。
定期購入や継続契約の商品では契約期間や次回以降の請求金額も確認が必要です。
また、注文確定前の最終確認画面をスクリーンショットなどで保存しておくと、後日トラブルが発生した場合の確認に役立つ場合があります。
不審なサイトでは個人情報を入力しない
サイトの安全性に疑問がある場合は住所や電話番号、クレジットカード情報、パスワードなどを入力しないようにしましょう。
不審な点がある場合は、価格の安さや限定販売の表示につられて購入を急ぐのは避けることが大切です。
後払い決済は通販トラブルの対策になる?
後払い決済とは、商品を注文した時点では代金を支払わず、後日所定の方法で支払う決済サービスです。
支払い期日や請求方法は後払い決済サービスによって異なります。
後払い決済のメリット
後払い決済のメリットは商品を受け取った後に支払いが出来ることです。
例えば、銀行振込による前払いでは、商品が届く前に代金を支払う必要があるため、意図せず詐欺と思われるサイト利用してしまい異なった商品が届いた際に、返金トラブルに巻き込まれる場合があります。
また、販サイトにクレジットカード情報を直接入力せずに購入できることもメリットです。
ただし、後払い決済は通販トラブルを完全に防ぐものではありません。
後払い決済でも注意が必要な理由
後払い決済を利用していても、商品が届かなかったり注文した商品と異なるものが届いたりする可能性はあります。
また、商品に問題があった場合でも、支払いが自動的に停止されるとは限りません。
請求書が届いた場合は放置せず、販売事業者や決済サービスの窓口に連絡して対応方法を確認しましょう。
後払い決済を利用する際も、通販サイトの運営会社や返品条件などを確認することが大切です。
後払い通販を利用する際の確認事項
後払い決済を利用する場合は次のポイントを確認しましょう。
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利用できる後払い決済サービスの名称
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支払い期限と支払い方法
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決済手数料や請求書発行手数料の有無
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商品未着や返品時の問い合わせ先
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販売事業者と決済サービスの連絡先
また、後払い決済には利用条件や利用限度額が設定されている場合があります。
初めて利用するサービスでは事前に利用条件を確認しておきましょう。
後払い決済に対応した通販サイトを探している方は、各ショップの決済方法や利用条件を確認したうえで自分に合った通販サイトを選びましょう。
後払い決済に対応した通販サイトを見る:通販サイトをジャンルから探す
ネット通販でトラブルに遭った場合の対処法
注意していても通販トラブルに遭ってしまうことはあります。被害 を拡大させないためにも状況に応じて早めに対応しましょう。
商品が届かない場合
まずは注文確認メールや発送通知メールを確認し販売事業者に配送状況を問い合わせましょう。
問い合わせても連絡が取れない場合や詐欺サイトの可能性がある場合は、利用した決済サービスやクレジットカード会社などにも早めに相談してください。
銀行振込で支払った場合は、振込先の金融機関にも連絡し対応方法を確認しましょう。
注文した商品と違うものが届いた場合
届いた商品、梱包、送り状などの写真を撮影し、注文内容や販売事業者とのやり取りを保存しておきましょう。
そのうえで、販売事業者に返品や交換、返金を申し出てください。
解決しない場合は決済サービスや消費生活センターへの相談も検討しましょう。
クレジットカード情報や個人情報を入力した場合
詐欺と思われるサイトにクレジットカード情報を入力した可能性がある場合は、速やかにカード会社へ連絡し、不正利用の有無やカード停止などの対応について確認しましょう。
パスワードを入力した場合は、同じパスワードを使用しているほかのサービスも含めてパスワードの変更を検討してください。
不審なメールやSMSが届いても記載されたリンクを不用意に開かず、公式サイトなどから確認することが大切です。
消費生活センターなどに相談する
販売事業者との交渉が難しい場合や、どのように対処すべきかわからない場合は、消費者ホットライン「188」に相談しましょう。
「188」に電話すると、最寄りの消費生活相談窓口を案内してもらえます。
相談の際は次の情報を用意しておくと状況を説明しやすくなります。
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購入した通販サイトのURL
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注文確認メールや注文番号
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決済明細や振込記録
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商品や梱包の写真
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販売事業者とのメールやメッセージ
海外事業者との取引でトラブルが発生した場合は、国民生活センター越境消費者センター(CCJ)の相談窓口も確認しましょう。

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消費者庁:消費者ホットライン
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消費者庁:偽サイトにご注意ください
ネット通販のトラブルに関するよくある質問
後払い決済が使える通販サイトなら安全ですか?
後払い決済に対応していることだけで安全な通販サイトとは判断できません。運営会社情報、商品価格、支払い方法、返品条件などを確認し総合的に判断することが重要です。
商品が届かない場合、後払いの代金は支払う必要がありますか?
商品未着の場合の対応は、注文内容や利用した後払い決済サービスなどによって異なります。請求書を放置せずに販売事業者と後払い決済サービスの窓口に連絡して支払いの確認を行ってください。一方的な判断で支払いを行わないと、思わぬトラブルに発展してしまう場合がありますので注意が必要です。
詐欺と思われるサイトかどうかを確認する方法はありますか?
URL、運営会社の情報、価格、支払い方法、返品条件などを確認しましょう。
また、消費者庁や国民生活センターが公開する注意喚起情報を参考にする方法もあります。
ただし、チェック項目に該当しないサイトであっても安全性が保証されるわけではありません。不審な点がある場合は、注文を控えることが大切です。
まとめ
ネット通販は便利なサービスですが、商品が届かない、掲載されている内容と異なったものが届く、偽物が届く、個人情報が悪用されるといったトラブルに注意が必要です。
被害を防ぐためには、購入前に販売事業者の情報や商品の価格、支払い方法、返品条件などを確認し、不審な点があるサイトでは注文を控えましょう。
後払い決済は、商品到着前の支払いを避けられる場合がある便利な方法ですが、それだけで通販サイトの安全性が保証されるわけではありません。
後払い通販を利用する際も、各ショップの決済方法や利用条件を確認し自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

後払い決済の使い方はとても簡単です。商品を注文する時に後払い決済を選択し、後日郵送で支払い伝票が届くので代金の支・・・(続きを読む)